【後編】代理店の仕事は気が楽だけど、それでも直接受ける案件が大事。JUSO Coworkingオーナー深沢さんの仕事

「ナガタが話題のあの人に会ってきたよ」シリーズです

鹿児島にて活動するナガタが、話したい人のところにいって色々ノウハウを聞いて回る全国行脚インタビューです。
毎回無駄話にも花を咲かせ、企画目的も雑にお伝えするのに皆さん優しく迎えてくれる、ナガタ愛されインタビューです。

改めまして第3弾ゲストはこの方! JUSO Coworkingオーナー、水交デザインオフィスの深沢さん

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1979年、奈良県生駒市生まれ。2006年まで演劇活動と音楽活動に明け暮れながら、独学でウェブ制作・各種デザインを始める。2009年に妻と二人で水交デザインオフィスを立ちあげ。サイト企画からデザイン・HTMLコーディング・WordPressあたりまでを守備範囲として、関西中小企業のウェブサイトや各種のWordPressサイトを受託開発・管理している。
2010年12月、全国でもいち早くコワーキングスペース「JUSO Coworking」を立ち上げ。関西のクリエイターや子育て世代をはじめとする様々な立場・職業をもつ人々のハブとなるスペースとなる。

深沢さんの現在のお仕事

代理店の仕事は気が楽だし予算もいい。でも直接受ける案件が大事な理由。

フリーランスの方に聞く定番ともなった、仕事はクライアント直接案件か、代理店やWeb制作会社のパートナーになっている仕事が多いかのバランス。


深沢さんフリーランスWebデザイナー

独立した2009年から最近の2015年ぐらいまでは、個人でメディアを持つ方とか、近所でお店をされている方とか、直接お話しいただいて受ける割合が年々増えてきてたんですね。ただここ最近、2015年末から2016年不思議なことに半々ぐらいに戻ってきてます。

ナガタUNIMALとUNITOPIの人

それぞれ受ける身として、どんな特徴がありますか?

深沢さんフリーランスWebデザイナー

自分で企画から制作、と通してできる直請けは楽しいんですが、リスキーな面もあって、案件がうまくいかないともろにダメージを受けてしまうこともあります。それに比べて良心的な制作会社さんだとしっかり責任を持ってくれてて、問題が起きるリスクが圧倒的に少ないです。あとは新しいことにチャレンジ、私の場合だとアプリのデザインをさせてもらうとか、そういった点でもサポートがある状況っていうのはありがたいです。
それは一人でうけるってなると不安なので。

ナガタUNIMALとUNITOPIの人

鹿児島だと予算も代理店経由のほうが良くて、手離れもよい、また作るってことだけにフォーカスすればいいので気が楽なんですけど、感覚は大阪でも同じですか?

深沢さんフリーランスWebデザイナー

そうですね、状況も同じような感じかと思います。
地元の中小企業さん、商店さんになると、全体の予算や条件はどうしても厳しくなる傾向はありますね。

ナガタUNIMALとUNITOPIの人

そうなると疑問なのが、代理店経由のお仕事だけ受けるとはなりませんか?

深沢さんフリーランスWebデザイナー

あー…、そうはならないですね。相談されて、そのために色々知恵を絞るというのはやっていたいし、代理店さんで受けるとしてもただの作業者にならないために大事な経験だと思ってます。
自分のデザイナーとして強みってなんだろうって考えたときに、手を動かす立場であるデザイナーから意見を出せたり、先方からのリクエストに対して「それは違うと思いますよ」って言えることだと思ってます。それが自分の得意なことだと思ってますし、信頼して依頼いただいている理由でもあるのかな、と思ってます。
それができるのも、直接お客さんと一対一で課題に向けて知恵を絞ってきた経験であり、お金の苦労したり時間の苦労したりっていうのも勉強になっていますね。

コワーキングスペースをすることで近所のお客様はもとより、大手グループウェア企業のウェブデザインにも携わることになった深沢さん。直請けと代理店(あるいは制作会社)経由の仕事では、やはりいろんな側面でメリットがあり、それぞれの仕事に活かされている。第1弾インタビューで瀬口さんからも「リスクがあってもお客様直接の課題を解決したい」という意見があった。いち作業者になってしまわないためにも、そして面と向かって喜ばれるやりがいを感じるためにも直接受ける仕事というのは大事なのかもしれない。

深沢さんの将来

自身の事業に注力する、そしてデジタル茶飲み友達になる

フリーランスの方々の将来として、コミュニティ・コワーキングスペースを運営している深沢さんが思うフリーランスの方々はどうなるのか。そして深沢さん自体はどのようなキャリアプランがあるのか。


深沢さんフリーランスWebデザイナー

実は私が皆さんにそれを聞いて周りたいぐらいなんですよね(笑)
今が一番壁にぶち当たっている感じです。制作ができるようになって、独立して、コワーキングスペース運営して、とお仕事自体もそんなに困っている状況ではないんですが、やっぱり自身がどんなWeb制作者でいるべきかというのはすごく悩んでいます。まさかこんな手に職に恵まれてまで将来なにやって食べていこうということを悩んでいるとは思わなかったです(笑)
Webから離れることはないと思うんですけど、その悩みは尽きないですね。


ここで奥さまからも「それ一番最近悩んでることやんなー」とツッコミがはいる

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ナガタUNIMALとUNITOPIの人

なにか見つかりましたか?

深沢さんフリーランスWebデザイナー

今は自分が制作の中で得た経験とか制作スキルとかをお客様向けに提案や仕事としてやっているわけですが、それを一旦自分の事業のために振り切ってみたいですね。ただその間のお金どうするか、という問題もあるのでとても悩ましいです。

ナガタUNIMALとUNITOPIの人

自分の事業に注力っていうのも面白そうですね!

深沢さんフリーランスWebデザイナー

そうですね、これまでの経験を活かせて、その事業から派生するようなサービスもどんどん作ってみたいです。
アプリデザインやWeb制作っていうのをいつまでお客さんがくれる保証はないし、なにより業界としてもどうなるかわからないと思うんですよね。

ナガタUNIMALとUNITOPIの人

そうですよね。そもそもその仕事があるかどうか、そしてそれを人がやってるのか。いまこれやっとけばOKっていうのはないですもんね。

深沢さんフリーランスWebデザイナー

先輩のデザイナーさんがいい言葉をおっしゃっていて、「デジタル茶飲み友達になる」っていうのがありました。どんなに仕事の自動化が進もうと、人と人の関係の中で相談できる人であり続けることができればいいっていうお話で、私もそういう人であれたらいいなと思います。

ナガタUNIMALとUNITOPIの人

深沢さん合いそうですね(笑)
コワーキングスペースのオーナーっていうのもあるし、バッチリですね。

「これからなにして生きていこう」とtwitterでつぶやいて自分でびっくりしたらしい。偶然にも第2弾インタビューのYATさんも同じことをつぶやいたことがあるというのだから驚き。やはりフリーランスの方々は成功していても悩むところなのかもしれない。

まとめ

前編ではコワーキングスペース誕生秘話、そしてコミュニティについてお話をお伺いできました。後編ではフリーランスとして、そしてフリーランスの方々をすぐそばで見てきたコワーキングスペースオーナーとしての知見を聞くことができました。
深沢さんが挑戦したい、「新たな事業、経験を活かした派生するサービス」というのはもしかしたら組織化しないとうまく回らなかったり、ゼロから事業を草案したりというスタートアップ・ベンチャー系の活動になるのかもしれません。しかし「コワーキングスペース」を日本で3番目に運営開始し、フリーランスにとって憩いであり、刺激でもある場所を提供してきた深沢さん。次は日本で1番目のなにかを作ってくれるかもしれません!

深沢さん取材ご協力ありがとうございました!

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