こんにちわ。やっと予約していたiPhone6 plusが手元に届きました!
巷では、6がいいのか6 plusがいいのか、、と議論を生んでおりますが、その人の使い方によって変わってくる、というのは多くの記事でいわれています。
- 両手使いか片手使いか
- 普段よくポケットで持ち運ぶかどうか
などによって変わるようです。
アプリやWebサイトのUIは、考え直す必要もありそうです。
ではアプリやWebサイトでは、どのように設計すればよいのでしょうか?
まずどのような状況で使われるか考える
- ベッドで横になって使われる
- 通勤電車で使われる
- 打ち合わせ中に使われる
- 歩きながら使われる
- テレビを見ながら使われる
- 座れる空き時間に使われる
などでしょうか。もちろんどれか一つでしか使われないことはないですが、どれか一番使われるシチュエーションがあるはずです。
歩きながら使われる場合
今回は歩きながらや通勤で使われる場合について考えます。
歩きながら
- バッグを持っている
- 傘を持っている
通勤
- つり革や柱を掴んでいる
他にもあるでしょうが、今回あげた状況で共通することは、「片手でしか操作できない」ということです。
片手でしか操作できないと?
特に顕著なiPhone 6 plusでお話すると、片手では画面の20%〜30%ほどしか操作範囲にありません。ホームボタンをダブルタッチすることで画面の上部をタップしやすく下に移動する機能(Reachbility)がありますが、それを活用したとしても40〜50%ほどしか操作範囲にはないでしょう。
つまり、 画面右上や左上、左下(右手で持つ場合)は操作できません。
あなたのアプリやWebの中には、メニューボタンや設定ボタン、削除ボタンや新規作成ボタン、カテゴリーへの遷移などなど色々なボタンやリンクがあると思います。
すべてを操作範囲内に入れることは不可能ですが、普段使われるボタンを考えながら、UIを改善する必要はありそうです。
具体的にどうする?
削除ボタンなど、あまり使われないボタンは操作範囲外に配置したり、ブログであればブログ記事毎に該当カテゴリーへのリンクなどを設置するなどそれぞれのサービスの特性に応じて改善していく必要があります。
どのあたりが操作できるか、どのぐらいの確立で片手操作、など数値データは以下リサーチ情報がありますので、是非参考にしてください。
How Do Users Really Hold Mobile Devices? :: UXmatters
いかがでしたでしょうか?
今回、iPhone6/6 plusの発売があり取り上げましたが、今後スマートフォンの大画面化は他者も追従可能性がとても高いと考えています。UI/UXはユーザーの行動や使い方に応じて改善をし続ける必要があるため、無視することのできない課題となりそうです。
僕らはPCでの確認がメインでスマートフォンが疎かになりがちなんですが、みなさんも自分のアプリやWebページ、サービスなどをスマートフォンで確認してみると、また発見があるかもしれません。
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